SELを学校現場へ!
高知県南国市の小学校からSEL(Social Emotional Learning)の実践について話して欲しいとご依頼がありました。
「SELってなに?」と思われる人も多い中、南国市のある小学校の校長先生は、
SEL(社会性と情動の学習)の必要性を感じ、学校現場に導入したいとお考えでした。日本SEL学会の全国大会での私の実践発表を聞いて下さった教頭先生からすぐにメールがあり、8月19日高知県南国市の小学校で講演会が開催されました。
東海市の小中学校で12年前から行っているSEL教材の一つ、セカンドステップの実践により、子どもたちが、自分の気持ちや人の気持ちに気づき、自分で情動を調整し、落ち着いてから何ができるか考えるようになっていくスキルを紹介。
- 否定しないで、それも一つの考えと認め、より、安全でフェアな方法で問題解決
をはかること。 - 怒りの押しボタンは2つあるととらえる。
外側から押される押しボタンは、怒りの原因。
内側の押しボタンは、怒りを自分で大きくしてしまうボタン。
いかに内側の押しボタンを押さず、深呼吸やセルフトークなどで心を落ち着かせ
て衝動的な行動を抑制すること。
セカンドステップの視点で、子どもたちに接する方法をいくつかご紹介しました。
先生たちは、「すぐに学校現場で取り入れたい」と前向きにとらえて下さいました。
また、メンタルヘルスの問題についての質問もあり、心の回復力「レジリエンス」を鍛える方法もお話ししました。
ちなみに、土佐の鰹はやはり絶品!
龍馬ゆかりの地にも足を運び、観光気分も味わってきました!高知最高!!